ICLの体験談はたくさんあるけれど、そのほとんどは手術直後のレビュー。
「2年後、どうなってるの?」を書いた記事は、意外と見つかりません。
私は2024年3月、第一子の育休中にICLを受けました。この記事を書いている今は、術後2年が経ったところです。
結論を先に言うと、視力は両目1.5のまま、不調なし。ただ、2年暮らしてみて初めて気づいた「意外な変化」もありました。
ユキソラ玉ねぎを切ると染みるんです。
コンタクト時代は一度もなかったのに!
この記事では、術後当日から2年目までの経過と、いま思う正直な現在地をまとめます。
- 術後当日→2年目までの経過タイムライン
- 視力は低下していないか(2年目の検診結果)
- 2年使って実感したよかったことと意外な変化
- 術後2年の検診・目のメンテナンスの実際
※本記事は個人の体験をもとにしています。経過や見え方には個人差があるため、気になる症状は必ず眼科・クリニックにご相談ください。


この記事を書いた人
看護師として働く二児の母、ユキソラです。眼科・血液内科・総合診療内科などに勤務しています。16年間メガネとコンタクトの生活を続けたのち、育休中の2024年3月にICLを受けています。視界の見やすさを大切に、暮らしの質を上げる体験を等身大で発信しています。
ICL術後2年の経過タイムライン早見表
まず、術後当日から2年目までの流れをひと目で。


| 時期 | 状態 |
|---|---|
| 手術当日 | 瞳孔が開いたままで見えにくい。夜は少し寝づらい |
| 翌朝 | 視界が一気にクリアに。「昨日までの見えにくさは何だった?」 |
| 1週間 | 検診OK→運転再開。目を濡らせるようになり生活が楽に |
| 1ヶ月〜1年 | 定期検診(1・3・6・12ヶ月)。トラブルなし |
| 2年目(現在) | 両目1.5のまま安定。不調なし |
手術当日の詳しいドキュメントと、1ヶ月までのダウンタイムは、それぞれ別記事に詳しくまとめています。
👉 ICL体験ブログ|怖かった私が手術してよかった理由【術後のリアル】
👉 ICLダウンタイムは何日?洗顔・メイクは1週間後|看護師ママ実録
視力は低下していない?——両目1.5のまま【術後2年】



ICLって、その後視力は下がらないの?
——検討中に私も一番気になっていたところです。
術後2年の視力
両目とも1.5。
見えづらさを感じる場面はなく、目の不調もありません。
視力0.02だった頃の自分からすると、いまだに少し不思議なくらいです。
もちろんこれは私の場合で、経過には個人差があります。だからこそ定期検診はきちんと受けています。
2年使って実感した「よかったこと」
夜の運転が、メガネ時代より怖くない
ICLの検討中、夜のライトがにじむハロー・グレアと言う言葉を知りました。
事前に聞いていた想像通り暗いところで灯りを見るとその周りにリングができていました。
眩しすぎて目を開けてられないと言うことはなく、数ヶ月も経つと慣れてハロー・グレアはあまり気にならなくなりました。そのため、夜間運転が怖いと感じたことはありません。
むしろ逆で、メガネで運転していた頃のほうが怖かったんです。私は、メガネでカバーしきれないメガネと目の間の本の隙間がぼやけている方が気になって仕方なかったのが、ICLにしてからはそれ自体が消えました。裸眼のまま、視界の広さや安定感も段違いです。



「ハロー・グレアが怖くて迷ってる」という方は、無料適応検査のときに見え方のシミュレーションや説明をしっかり聞くのがおすすめです。私は納得してから受けたので、想像通りで済みました。
目薬がすぐさせる——結膜炎になりやすい私には大きい変化
私は体質的に、少し目を擦っただけで結膜炎になって目が赤くなりやすいタイプです。
コンタクト時代、これが地味に大変でした。結膜炎になるとコンタクトがつけられなくなったり、途中でメガネに切り替える必要がありました。



目薬ひとつさすにもコンタクトを外してからのひと手間があったのでメガネは常に持ち歩いていました。
ICLにしてからは、目に違和感があったらすぐ目薬をさせる。これだけのことが、本当に楽です。結膜炎の違和感自体はコンタクトでもICLでも変わりませんが、「レンズをどうするか問題」から解放されたのは想像以上でした。
朝起きた瞬間から、ずっと見える快適さ
これは術後すぐから変わらない快適さです。2年経っても「朝、子どもの顔がすぐ見える」ことのありがたさには慣れません。生活の中でICLを意識することはほとんどなく、それくらい自然に見える毎日になっています。
正直に言う、意外なデメリット——玉ねぎが染みる!
2年暮らして気づいた、デメリットがひとつあります。
玉ねぎやネギを切ると、目が染みるようになりました。
コンタクトをしていた16年間、料理で目が染みたことは一度もありませんでした。ICLを行い裸眼になってから初めて「玉ねぎってこんなに染みるの!?」と知りました。コンタクトレンズが、目の表面を守るバリアの役割をしてくれていました。



デメリットというほどではないけれど、「裸眼に戻る」ってこういうことか、と実感した出来事でした。玉ねぎを切るときだけ、ちょっとコンタクト時代が懐かしいです(笑)
逆に言うと、2年経って「正直ここが困る」と感じているのは、今のところこれくらいです。ハロー・グレアも視力も、心配していたことは起きていません。
術後2年の検診と目のメンテナンス
術後1年までは、クリニックの定期検診(1ヶ月・3ヶ月・半年・1年)を受けました。すべてトラブルはありませんでした。
その後の今は、かかりつけの眼科に定期的に通って目の状態を診てもらっています。結膜炎になったときも同じ眼科へ行きます。「手術したら終わり」ではなく、もともとのかかりつけに目を診てもらい続けることが、ICL後の安心につながっていると感じます。
術後も目のメンテナンス習慣を維持しよう
- かかりつけ眼科で定期チェック
- 結膜炎など不調があれば早めに受診
- 目を擦らない(結膜炎になりやすい人は特に)
まとめ——2年経った私から、検討中のあなたへ


- 術後2年、視力は両目1.5のまま安定。不調なし
- ハロー・グレアは事前の説明どおり。メガネ運転時代より夜が怖くないのは想定外のよろこび
- 結膜炎になりやすい体質でも、目薬がすぐできる・レンズの問題がないのが楽
- 意外な変化は「玉ねぎが染みる」くらい(コンタクトはバリアだった)
- 「手術したら終わり」ではなく、かかりつけ眼科で見守りを継続中
まず一歩だけ——無料適応検査で自分の場合を知る
2年後の経過は人それぞれ。だからこそ、まずは自分の目がICLに向いているのかを知ることからだと思います。私は5年悩みましたが、動き出したらもっと早く知りたかったことばかりでした。


ICLの経過について、よくある質問
- 術後2年で視力は下がりませんでしたか?
-
私の場合は両目1.5のまま安定しています。ただし経過には個人差があるので、定期的な検診で確認していくのが安心です。
- レンズの交換やメンテナンスは必要ですか?
-
私はこの2年、レンズに関する処置は何もしていません。日常でレンズの存在を意識することもないです。ただ、目の状態の確認のために検診は続けています。
- 検診はいつまで続けるのですか?
-
クリニックの定期検診は1年で一区切りでしたが、その後も私はかかりつけ眼科で定期的に診てもらっています。目は一生ものなので、見守りはずっと続けるつもりです。
ですが、ICLを行ったからと言うよりは、目の病気を早期発見できると言う意味でコンタクト時代から続けている習慣です。
- 2年経って、後悔はありますか?
-
ありません。強いて言えば「玉ねぎが染みるようになった」ことくらいですが、それを補って余りある快適さです。5年悩んだ私の決断の話もよければどうぞ。









