結婚や妊娠を考え始めたときに耳にする「ブライダルチェック」。名前は聞いたことがあっても、具体的にどんな検査で、なぜ必要なのか、いつ受けるべきなのか、分からない方も多いのではないでしょうか?
この記事では、実際にブライダルチェックを受けた私の体験も交えながら、以下の内容をわかりやすくまとめています。
本記事のポイント
- ブライダルチェックってどんな検査?
- 必要性はあるの?どんな人が受けるべき?
- 費用はどれくらい?保険適用される?
- 受けるタイミングはいつがベスト?
- 私が受けてよかったと感じた理由
ブライダルチェックとは?
「ブライダルチェック」とは、妊娠や出産に向けて女性の身体の状態を確認するための健康診断です。主に産婦人科で実施され、次のような項目が含まれます。
主な検査内容
- 子宮頸がん検査
- 超音波(エコー)検査(子宮・卵巣の状態)
- 内診・おりもの検査
- 血液検査(ホルモン、風疹抗体、性感染症など)
- 性感染症(クラミジア・淋菌・梅毒・HIVなど)
- 貧血、肝機能、腎機能、甲状腺ホルモン など
クリニックによって内容や名称は異なりますが、「将来妊娠を考えている女性」にとって一通りの健康状態を確認できる内容になっています。
ブライダルチェックの必要性とは?
妊娠を望むすべての女性におすすめ
結婚後すぐに妊娠を望んでいる方はもちろん、「今はまだ先だけど将来的に子どもはほしい」と考えている方にもブライダルチェックはおすすめです。
- 子宮や卵巣の異常(筋腫・チョコレート嚢胞など)が早期発見できる
- 性感染症の有無を確認し、将来の不妊リスクを減らせる
- 持病や体質を把握しておくことで妊娠前の対策ができる
- 風疹抗体などの感染症の予防接種を早めに受けられる
特に「自覚症状がない疾患」も多く含まれるため、早期発見につながる貴重な機会です。
ブライダルチェックの費用はどれくらい?
相場:1万5千円〜4万円前後(自費診療)
ブライダルチェックは、基本的に保険適用外(自費)です。費用はクリニックや検査項目によって差があります。
内容 | 費用の目安 |
---|---|
簡易プラン(基本的な婦人科検査) | 約15,000円〜20,000円 |
詳細プラン(ホルモン・感染症など含む) | 約25,000円〜40,000円 |
カップルで受ける場合は、男性用のブライダルチェック(泌尿器科)もあり、精液検査や性感染症検査が含まれます。
私が受けたブライダルチェクは35000円ほどしました。
いつ受けるのがベスト?
妊活を始める「3ヶ月以上前」がおすすめ
ブライダルチェックは、「妊娠したい」と思ったときにすぐ受けるのも良いですが、できれば3ヶ月以上前に受けておくのがベストです。
理由:
- 異常が見つかった場合、治療やワクチン接種に時間がかかることも
- 妊娠前に必要な栄養管理や生活改善の時間が取れる
- パートナーと話し合うきっかけにもなる
また、結婚前後で受ける方も多く、「婦人科検診の一環」として定期的に受けるのもおすすめです。
実際に受けて感じたこと
私自身、妊活を始める前に逆算してブライダルチェックを受けました。受けたことで、風疹の抗体がないことがわかり、自分が子どもの頃に風しんを打った経験があるのか自分の母子手帳を確認したり、看護師だったため新人時代に風しんの抗体検査をしたのを思い出し確認したりしました。結果、現状的には風しんの抗体が不十分であることがわかり予防接種を受けました。予防接種を受けたアタ2ヶ月は期間としてあけたほうがいいため逆算して受けました。
当時は「高いなあ」と思いましたが、約10ヶ月の妊娠生活を安心して過ごせたので受けて本当によかったと心から思っています。
私の場合風しんの抗体がつかない体質のようで第二子妊娠後妊娠時に行われる採血時には風しんの抗体が再度低いことがわかり第二子妊娠中は風しんに気をつけるよう医師にいわれました。
私の場合夫はブライダルチェックは行いませんでしたが、女性は受けるべきだと思います。自分が少しでも子どもを将来望む可能性がある人はお値段は確かに高いですが将来の子どもが安全に育てることができる環境を自分のためにも子どものためにも整えて損はないと思います。自分にできる最善の方法で妊活、妊娠期間、産後育児を迎えることが将来を明るくする一つの方法だと考えています。
まとめ
ブライダルチェックは妊娠前の健康状態を総合的に確認できる検査
子宮・卵巣の状態や感染症の有無など、自覚症状がないことも多いため早期発見に役立つ
費用は自費で15,000〜40,000円前後
妊活開始の3ヶ月以上前に受けておくのがおすすめ
妊娠・出産は準備が大切。ぜひ自分の身体と向き合うきっかけに、ブライダルチェックを取り入れてみてください。

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